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古代国家の歩み 倭から日本へ

講談社学術文庫 2898
吉田孝/〔著〕
著作者
吉田孝/〔著〕
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2025年11月
ISBNコード
978-4-06-541799-7
(4-06-541799-6)
頁数・縦
485P 15cm
分類
文庫/学術・教養 /講談社学術文庫
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「日本的」世界は、こうして生まれることになった。大陸の統一帝国出現は、倭と呼ばれる小国を政治変革へと突き動かす。彼らは緊迫する東アジアを生き抜くべく、律令という先進的統治システムを必死に学び、土着的な氏族制社会の上に接合させた。「日本的」な国制と文化は、なぜ、いかにして生まれたのかを深く問い、大化の改新からの二五〇年の骨格を鮮やかに描き出す、不朽の歴史像。解説大隅清陽【本書より】大宝律令は、当時の日本の社会から隔絶した高度な統治技術をふくんでいた……支配層による統治技術の「先取り」は……早熟的な国家を生みだした……律令国家には、中国的な律令制と、大和王権に由来する氏族制とが重層しており、あえて図式化すれば、律令国家は「律令制」と「氏族制」の二重構造としてとらえることができる……【解説より】本書において吉田は、概説書ならではの試みや冒険も随所でおこなっている。それは主に、日本の古代国家と近代の国民国家や天皇制との関係を問うもので、端的に言えば「日本とは何か」「天皇とは何か」という二つの問いに集約される。【本書の内容】はじめに宮中のクーデター新しい国制の模索亡国の危機内乱の勝者律令国家の構想平城京の建設大仏開眼天平びとの愛と死ゆれ動く天皇観平安京へ古典的な国制と文化おわりに参考文献解説 「日本」への果敢なる問い(大隅清陽)年表索引*本書の原本は『大系日本の歴史』第3巻として1988年2月に小学館より刊行され、1992年に小学館ライブラリーに収められました。今回の文庫化にあたり、副題「倭から日本へ」を新たに付しました。

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